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島人物語
第12章 狙いは・・・・。

立ち上がった5人は振り返って俺を睨んできた・・・・。
「・・・帰れって言ったり・・待てって言ったり(笑)・・・なにっ??」
「(笑)・・・あ、俺ら・・ヤリにいかないから安心してーー??ヤリたかったけど流石に20人は辛いでしょ??」
酔っぱらってる5人は勝手に喋って勝手に盛り上がる・・・・
プチっ・・・・!!!
俺の頭の中で何かが切れた・・・・。
直ぐにカウンターから出て・・・・・。
その後の事はあまり覚えていなかった・・・。
気付いたら店の外に5人の客を引きずり出してて・・・・。
そこに丁度淳と半次がお客さんを車に乗せて戻ってきた・・・。
「一樹っ!!!どうしたっ・・さっき達也から・・・」
淳が車から降りて走ってきた・・。
あっ・・・。
そうだ・・。
「淳、ラインの通りだ・・俺直ぐ行くわ!!・・お前も手が空いたら来い・・」
一樹はカフェをクローズにし・・・車に向かった・・・。
「・・・・・半次・・・後頼む・・!!俺も行くっ!!」
「あぁ・・・終わったら連絡すっから~ッ!!」
半次は車に乗りこんだ淳にそう告げ・・車を見送った・・。
お客さんは伸びてる男5人を見て・・びっくり・・・・。
「・・・あーーー飲みすぎっすねーーー(笑)」
半次はそう言って店に入った・・。

