パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 奇跡の島沖縄

私は一瞬言葉を詰まらせ・・・。



でもまた声を出した。



「親友の・・・彼女が・・病気だという事が分かりました・・。」


美佳・・・。


「彼女は・・・凄くしっかりしてて・・でも本当は弱いのに・・・・それを最後まで隠そうとします・・・。」



美佳・・・。


「自分の命を・・諦めないで・・・、私は全然諦めてない・・。勝手かもしれないかもしれないけど・・この場で貴方にお願いします・・・。」



ステージ下の美佳を見ると・・・美佳は今まで見たことない位大粒の涙を流して私を見ていた。



「お願いだから・・・東京に帰らないで？？・・・」



美佳は両手で顔を覆い・・下を向いた・・。



「貴方を愛してる彼と・・・私達と・・・一緒に病気と闘おう？？？」


お願い・・・。



照明が暗くなって・・薄っすら私にだけ当たる・・・。



美佳の後ろを見ると・・・。



一樹が優樹君を涼達に預け美佳近づいた・・・。



美佳・・・。