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第17章 別れる

１時間前・・・。



里香と若菜は・・・。



那覇のファミレスに居た。



「ねぇ・・・、もう限界だと思う・・・。」



若菜は煙草を吸いながら言った。



「うん・・・私もそう思う・・・。」


里香と若菜は・・・。


１週間前・・・。


近くのスーパーで・・・


「・・・結城さん・・・少しお腹膨らんでた・・・。」


里香が言った。


２人はスーパーで一人で買い物をする結城を見かけた。


若菜は膨らんでもいない自分のお腹を触った・・・。



自分たちも買い物を済ませ袋を下げてスーパーを出ると・・・。


目の前を大きな袋を二つ下げた結城の姿。



思わず・・・。



声をかけた・・・。



「あの・・、大丈夫？？？持とうか？」



最初に声をかけたのは若菜。



結城は二人には全く気付かず・・・



「ありがとうございます・・(笑)なれなくって・・・直ぐそこなんです・・・」



里香ももう一つの袋を持ち・・・。



「・・・なんカ月？？？？」



すると嬉しそうに・・・。



「４カ月なんです(笑)」


・・・・・・。


あの・・・大きな綺麗なマンションとは違う・・・小さなマンションに入って行った結城を見送って・・・。



２人は少し・・・



胸が痛かった。