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島人物語
第19章 大事な人

三枝さんは優しい笑顔で・・・。
「俺ね、涼と一緒に働いてたんだ・・・銀座でね(笑)」
・・・・・・。
涼と・・・。
「俺は銀座のレベルにはついていけなくて(笑)自分から沖縄に移動願いを出したんだ(笑)」
・・・・・。
「そうなんですか・・・。」
三枝さんは私のお腹を見て・・・。
「お腹(笑)・・・・それって・・・・。」
「あ・・・、あの・・・。私こんなんですけど・・・どうしたらいいですか??」
「涼は今日結城ちゃんがここに来てる事は知ってる??」
・・・・・。
首を横に振ると・・・・。
「今回の件は・・・(笑)一応祐司から言われてるのは・・・」
・・・・・・。
「2人ともここを辞めてるわけだし・・・、涼には臨時講師、結城ちゃんは銀座の時と同じアシスタント・・・か・・・。」
か・・・????
「後はー・・(笑)手っ取り早く罰金(笑)」
罰金・・・。
「それっておいくらくらいなんですか???」
三枝さんは笑って・・・。
「一人5000万(笑)二人で1億だけど涼には軽いだろ?多分これで蹴りはつくかなって思ってたんだけど???後は祐司が出しても良いって言ってるしね(笑)」
5・・・。
5000万ッ・・・・。

