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島人物語
第19章 大事な人

涼said
「はっ?!」
俺は店に来ていた。
一樹とカフェの方のカウンターに腰掛けて話をしていた。
「お前に何度か電話したけど出ないし結城ちゃんともつながらないからって祐司から連絡きて、俺が結城ちゃんに伝えてきた。」
一樹はタバコを吸いながら言った。
「結城は?なんて?」
「まだ何ともー・・・。北谷店行くとき言ってくれたら俺一緒に行くって言ってあるから(笑)」
なにぃーーー????
「いやいや、・・・俺が行く。流石にそれは俺と結城の問題だし・・・。」
一樹は笑って・・・。
「いい加減迎えに行きなって(笑)」
・・・・・・・。
「一樹、明日俺半日休み取っていい???」
一樹は灰を落とし・・・。
「行きなよ(笑)ちゃんと結城ちゃん取り戻して来て??」
・・・・・・。
幸い店は忙しくはなかった(笑)
看板娘が居なくなった今・・・。
カフェは毎日暇だ(笑)

