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島人物語
第19章 大事な人

俺と祐司は直ぐにオフィス奥のソファーで話をした。
祐司は全てを見透かしたように・・・。
「貯金下すんだろ???(笑)うちの会社の定期一部崩すか?」
(笑)
「お前さぁ、留守電入れとけよ・・・(笑)一樹にきいてビックリしたぞ?」
祐司はコーヒーを啜り・・・。
「それよりお前、結城と上手くいってないのか?」
・・・・・・。
「俺がいけないんだ・・・。1年かけてモタモタしてるから付け込まれた・・・。」
祐司は笑って・・・。
「後悔したくないなら早く沖縄に帰れ(笑)妹を傷つけたら許さないからな?」
「えっ??」
俺が顔を上げると祐司は笑って・・・。
「さっき北谷の智樹から連絡があって我が妹が今日夕方から北谷の事務所に来るそうだぞ?」
・・・・・・・。
「はっ?!」
「間違いがあってお腹の子に何かあってみろ?お前一生後悔するし、俺が許さないッ!」
・・・・・・・。
え・・・・???
「もう安定期に入ったからといって油断していたら大変な事になりかねないッ!」
えっ?????
「ちょっ・・・ちょっと待て・・・何言ってんだお前・・・。」
・・・・・・・・。

