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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第9章 旅行


美晴said

一番後ろに座った私・・・(笑)

後ろから見る光景は・・・不思議と面白かった。


そして・・・

ゆらゆら揺れる車内・・・

気が付いたら・・・私は眠ってしまっていた・・・。



「・・・さん・・・美晴さん・・・・・」

??????

んっ?!

垂れそうになった涎を拭きながら目を開けると・・・

「ッッッ?!・・・・・・・」

私の肩をそっと触ってこっちを見てる佐藤さんと・・木田君。

??????

「あれっ・・・ここ・・・・」

体を起こし窓の外を見ると・・・大きな駐車場。

「もう海老名ですよ(笑)良く寝てましたねッ!!!」

木田君が笑って言った。

あ・・・

もう海老名なんだ・・・。

「美晴さんトイレ行きましょ???(笑)ついでに一服もッ!!」

佐藤さんは笑ってそう言った・・・。

あ・・・。

車を降り周りを見ると・・・・

・・・・・。

「龍・・・大石さんに連れてかれちゃって(笑)引きずられながらトイレに行きましたよ(笑)」

木田君が笑った・・。

あー・・・(笑)

「そうなんだ・・・(笑)」


別に私たちは恋人同士でも何でもない。

私は既婚者だし・・・。

だから・・・そんなの気にならない・・・・

筈・・・。



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