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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第9章 旅行
バーベキューをする下田の白浜に到着したのは11時。
結局龍君の車の一番後ろで過ごした私。
車を降りると・・・続々と車が止まって・・・。
今回参加をする他の店のスタッフが続々と降りてくる。
運転席から降りてきた龍君の方を見ると・・・。
もう既に他の店の人たちとタバコを吸いながら楽しそうに笑っていた・・・。
「美晴さん、一緒に野菜切りましょ???(笑)」
直ぐに私の方に来たのは佐藤さん。
すぐ後ろに木田君がいて・・・
「美晴さん野菜切れます?(笑)」
(笑)
「もう30なんだから野菜位切れますーーーっ!!(笑)」
私は佐藤さんと一緒に用意された野菜を持って奥の流しの方へ・・・。
バーベキューなんて何年ぶりだろう・・・。
流し台で野菜を洗っていると・・・・・。
「お疲れ様でーすッ!!!(笑)」
他の店の子たちが続々と野菜を持ってやってきた。
「あ、お疲れ様です・・・(笑)」
私と佐藤さんも笑って返す。
「佐藤さん、今回珍しいですね(笑)いつもwreathさん参加しないのにッ!!」
私達の向かい側の洗い場でじゃぐじをひねりながら言ってきたのは・・・
ちょっとギャルっぽい女の子。
「あー・・今回は美晴さんも入ったしせっかくだから(笑)」
佐藤さんが笑って言うと・・その子は私の方をチラッと見てきた。
多分かなり年下だけど・・・私はペコっと頭を下げた。
すると・・・
「あーーーっ(笑)・・・龍さんのお気に入りの人だッ!!(笑)」
??????
お気に入りッ?!