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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第13章 家出
考え込んでいると・・・。
「お疲れ様ーーっ!!・・・」
?????
そこには龍君が立っていた。
あれっ???
何でここに龍君???
「あれっ??美晴さんと一緒じゃ・・・。」
私が電話を置きそう言うと・・・。
龍君はキャップを取って・・・。
「はぁー・・。それがちょっと俺店空けちゃってさ・・。美晴ちゃんまだ戻ってない???」
・・・・・・。
「うん・・・電話してみようか??連絡先知らないの?」
また電話を取って言うと・・・。
「あーー・・まだ交換してない・・・、いいや!!戻ったら・・夕方休憩また来れないかなって聞いてみて???(笑)」
・・・・・。
交換してないんだ・・。
意外ッ!!!
龍君はポケットに手を入れ店の出口の方に向かった・・・。
「あっ・・・龍君!!」
思わず私はカウンターから出て龍君を追ってしまった・・。
龍君は持ってたキャップを被って・・・。
「んーー???(笑)」
・・・・・・。
「美晴さん・・・家出たの・・・。」
・・・・・。
私さっきから・・・。
余計なお世話バッカ・・・。
そう言うと龍君は笑って・・・。
「あの荷物見りゃ・・何となくわかったよ(笑)」
・・・・・。