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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第14章 気になる人
翌日
私は実家から横浜に通うのに朝8時前の電車に乗る。
満員電車に揺られること1時間。
9時に桜木町に着き・・・。
職場まで歩いた。
龍君が来るのは9時20分頃。
その前に一服して店に行こう・・・。
社員口を抜け喫煙所に行くと・・・。
「・・・・・・・ッ?!」
思わず足を止め直ぐに引き返してしまった・・・。
何故なら・・・いつもまだ居ないはずの龍君がいたから・・・。
裏の階段の方に走って行くと・・・。
「美晴ちゃんッ!!!・・・待てって!!」
うっ・・・。
カツカツとヒールで階段を上ると・・・
グイッと手首を掴まれ・・・
「きゃっ・・・//////」
初めて逢った時みたいに・・・・。
後ろに体重がかかって・・・そのまま・・・・。
ドサッ・・・・。
「いってーーーーー・・・・・。」
・・・・・・///////
わっ!!!
踊り場に二人で落ちる様にして・・・・・。
私は龍君に抱えられたまま・・・・//////
慌てて振り返ると・・・・。
後ろで方手を付き私の腰に手を回す龍君は・・・。
ジッと私の目を見てきた・・・///////
「ご・・・っ!!・・・・ごめんっ・・・・。/////」
慌てて腰を上げるとギュッと腰に手を回し・・・。
「何で逃げんの?」
・・・・・///////
怒ってる・・・・。