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第17章 監禁

「あっ！！店長お休みのとこすいません！！今良いっすか？？」


海斗君がそう言った瞬間、私は直ぐにその電話を引っ手繰った・・・。


「もしもしっ？？佐藤です！」


『・・・ん―・・・あーーー、佐藤ちゃん？？？？』


寝ぼけてるーーーーーっ！！！！


「ね、龍君美晴さんと昨日会ってない？」


私がそう言うと・・・電話の向こうで煙草に火をつけた音・・・。


『酷な事聞くなー・・昨日は旦那と帰ったろ？』


・・・・・やっぱり・・・・・。


「見たの？」


『あー・・駅の方に行くの見たよッ！！なんで？』


「美晴さん全く連絡つかないのッ！！お母様からさっき電話もあって実家にも連絡しないで帰ってないって・・・。」


『・・・・俺にどうしろと？・・・・・。』


この男ーーーーっ！！


「・・・もーーいい！！二日酔いで寝てろッ！！！！」


そう言って海斗君に電話を渡し・・・・。


「ごめんね、ありがとう！！！」


急いで店を出た・・・・。


やっぱ・・・。


旦那さんと一緒なんだ！！！


だとしたらっ・・・・。


美晴さんが危ないッ！！！