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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第17章 監禁
「・・・うどん?・・・・」
・・・・・・。
「何もなかったから・・・・。」
そう言うと幸助は茹でてるうどんの鍋を片手で持って・・・。
・・・・・・。
バシャッ!!!!!
「きゃぁっ・・・・!!!」
脚にうどんが入ったお湯をかけられた・・・・。
熱いッ・・・・
脚を抑えながらしゃがみ込むとその上からコップで水をかけられる・・・・。
・・・・・・・・。
「熱いって言ったから(笑)・・・・」
・・・・・・・・。
殺される・・・。
床に座り込みその場に散らばったうどんを触ると・・・・
「アツ・・・・」
まだ・・・熱い・・・。
「ちゃんと拭いとけよ?」
幸助は私の頭に雑巾を置き・・・・・。
リビングの電話の方に行くと・・・。
ピザ屋に電話・・・・。
私はうどんを片しキッチン脇の椅子に腰かけた・・・。
幸助・・・トイレ行かないかな・・・。
ジッとその時を待つ・・・。
その時・・・・。
ピンポーン・・・。
「ピザ屋かな・・・出て・・・。」
幸助はそう言ってトイレに行った・・・。
・・・・・。
インターホンのマイクをオンに・・・。
「はい・・・。」
『ピザ屋でーす・・・。』
・・・・。
「今開けます・・・・。」
私はロックを外し・・・・
トイレの方を見た・・・。