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第19章 避難生活

美晴said

・・・・・・。

一人にしてあげた方が良いのかな・・・。

ゆっくり歩いて龍君の後姿を見ていた。

美海ちゃん・・・

逢いたかったな・・・。

タバコを吸いながらたまに顔を腕で拭う姿。

やっぱ放っておけない(笑)

ゆっくり・・ゆっくり・・・。

歩いてすぐ後ろに立つと・・・・。

「(笑)・・・来ちゃったの？？？」

振り返らず龍君は言った・・・。

・・・・・。

大きな背中・・・。

寄りかかるように龍君の背中に顔を付け・・

抱きつくと・・

前で手を優しく握ってくれた・・。

「美晴ちゃんー・・・・」

「んー・・？？？」

・・・・・・。

「こういう時くっついちゃダメだよー・・・(笑)」

・・・・・。

「何で？？？」

顔を上げて言うと・・・


少し目を濡らした龍君は・・・

振り返って・・・。

「キスしてほしくなる(笑)」

・・・・・・・。