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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第21章 幸助
翌日
俺は昨夜真也という男に言われたラブホテルで若いキャバ嬢と過ごし・・・。
虚しい気分で自宅に向かっていた。
はぁ・・・。
俺なにやってるんだろう。
マンションに戻ると部屋は汚くて当たり前だが誰もいない。
ポストに入ってた郵便物を確認するとまた美晴の弁護士から手紙が届いている。
俺はその郵便物を開けずにごみ箱に捨て寝室に行った。
ベットの布団はグチャグチャで・・・。
普段美晴がいた頃とは全く別の部屋のようだ。
布団を少し直し服を部屋着に着替えてそのまま横になった。
もう金が底をつく。
どうにかしないと。
どうにかして・・・・。
美晴を連れ戻さないと。