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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第27章 拉致
龍said
あーーーー・・・。
忘れてたッ!!!
アイツが居たんだっけ(笑)
向こうからスッゴイ勢いで走ってくる誠・・・・。
「はぁーーー・・(笑)面倒くせー・・・」
俺は帽子を取って美晴の頭に被せた。
「えっ???(笑)」
美晴は笑って帽子の下から俺の顔を覗き込む。
(笑)
「龍ッ!!!何お前今仕事してねーの???(笑)」
誠は俺の前まで来るとそう言って美晴を見た。
「あんま見んなって!!!(笑)夏から働くッ!!」
俺がそう言って美晴を隠すと・・・・。
「なんだよなんだよっ!!(笑)今日こそ紹介しろって!!」
暑苦しい奴だなーーー・・・(笑)
俺は美晴の顔を見て・・・・。
「俺の彼女の美晴~ッ!会っても話しかけるなよッ!」
そう言うと美晴は俺の後ろでクスクス笑った(笑)
「えっ・・・それだけかよ!!(笑)あ、・・・俺ね、龍の高校の同級生の誠っす!!」
誠は俺の後ろにいた美晴を覗き込むようにしてそう言った。
「(笑)・・・美晴です・・・・。」
美晴は俺の腕をしっかり掴んで言った。