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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第28章 キャバクラ襲撃
龍said
横浜・・・・キャバクラプリマ。
車に乗せていた男に道案内させ繁華街の略ど真ん中にあるその店の目の前に車を止め男の手を解き解放した。
「真也の傍に居たらお前も警察突き出すぞ?」
俺がそう言うと男は車から降り凄い勢いで逃げて行った。
直ぐにその店に入ろうとしたとき・・・・。
道の向こうから・・・・・。
「龍ッ!!!!!」
聞き覚えのある声。
振り返ると・・・湊がスーツ姿で走ってきた・・・・。
お互い顔を見合わせ・・・何も言わずその・・・。
プリマという店に足を踏み入れた。
美晴は何処だ?
入り口に居た黒服の若い男が俺等を見るなり・・・・。
「お二人様ですか?(笑)」
うるせー・・・。
直ぐにそいつの胸を押し店に入って行くと・・・
男は俺等を追いかけて来て・・・。
「お客さんッ!!!何ですかッ?!困りますよッ!!!!!」
そう言って俺の肩を掴んできた。
俺はその手を払いのけ・・・・
「うるせーな!・・・桧垣は何処だ?」
早く美晴に会わせろ・・・・。
マジでイライラする。