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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第29章 湘南の夏
湊said
アイツーー・・・。
あれから全く連絡ねーし(笑)
俺は会社のデスクで携帯を眺めため息。
すると・・・。
「湊ッ・・・お前、今日から湘南じゃなかったっけ?」
受付から祐司さんが来て言った。
「(笑)・・・・あーー・・そうなんっすけどやり忘れたことがあって(笑)」
そう言うと祐司さんは笑って・・・。
「毎年悪いなーーー(笑)優弥さんの頼みで俺も断れなくって・・・。」
(笑)
「俺も龍も優弥さんには世話になってるんで・・・慎吾さんにも・・・・(笑)」
優弥さん・・・。
慎吾さん・・・。
優弥さんは実は龍の従兄でもある祐司さんの親戚で、湘南に住む御曹司。
俺と龍は祐司さんのお兄さん、祐一さんという人に高校時代から世話になっていて・・・。
近くに住んでいた祐一さんの従弟の優弥さんには龍が主に世話になっていた。
その親友、慎吾さんは元々都内に住んでいたが・・・。
何年か前に湘南に移り住み居酒屋を経営。
この時期になると海の家をやる為俺や・・龍や・・・健二や拓海は駆り出される(笑)