この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第29章 湘南の夏
俺の背中には・・・。
虎が住む。
髪を乾かしセットしてTシャツを着た。
腕にサポーターを巻きたばこを吸っていると・・・・。
「あーーー・・目覚めた!(笑)」
同じように頭を拭きながらシャワールームから出てきた太一。
太一の背中にも同じように・・・・。
虎が居た。
太一も髪をセットし・・・。
「髭剃るの面倒くっせーーー・・(笑)」
(笑)
俺と・・・龍と太一。
3人共に背中に虎を住ませる。
龍は強烈な・・・虎を捕らえる龍の姿。
なぜそこまで?
なんでだろう。
太一は振り返って・・・・。
「やっぱこれ・・・見えたらまずいか?(笑)」
肘まで入る墨を指さし言った。
「仕事な訳だしー・・不味いんじゃん?(笑)」
俺等は高校に入って直ぐ・・・。
入れたんだ。