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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第30章 夏の出来事
美晴said
龍にパラソルをお願いし浜辺の端っこで夏希と一緒にレジャーシートを引きジュースを飲みながら腰掛けた。
「海に来るなんて久しぶりだわーーー・・(笑)」
夏希はそう言ってジュースを口にした。
「私だって・・・(笑)海は見ていたけど水着になるなんて久しぶり・・・・(笑)」
こうやって・・・2人で海に来たのなんて大学時代以来かもしれない。
ほのかに香る夏希のCHANELの香水。
懐かしい・・・・(笑)
髪を後ろで束ねて上でお団子にしていると・・・・。
「こんにちわーーー(笑)お二人さんお綺麗だねーーー??(笑)」
真後ろから聞こえてきたその声はすぐ後ろに気配を感じた。
夏希が面倒くさそうに振り返って・・・・。
「はぁー・・うちらそういうの求めてないから他いってくんない??」
そう言いアイコスを咥えた。
すると男の人たちは直ぐに私たちの前に回って来て・・・。
「わっ!!(笑)やっぱ超可愛い!今日1かもーーーっ!!」
真黒な二人組は夏希が言った言葉を気にしてないのか笑って私達の前に座った。