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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第35章 俺のけじめ
美晴said
街を抜け・・・・。
大きなリゾートホテルが並ぶ道から少しわき道に入ると・・・。
石造りの家が並ぶ住宅地。
不安ッ・・・・。
好印象を持ってもらいたくて・・・清潔感のあるワンピースを着てみたけど・・・・。
不安。
胸のドキドキが鳴りやまない。
緊張がーーーーーっ・・・・・
緊張を解くため最後の一服。
アイコスを咥え煙を吐くと・・・・。
「大丈夫(笑)・・・美晴はきっとスッゴイ気に入られるから・・・」
龍は笑ってそう言った。
うっ・・・・(笑)
何その根拠のないセリフ(笑)
暫くすると・・・
ん????
一軒の家に色んな人が出入りして・・・・・。
え・・・???
「あーーー・・・はぁ・・・お袋ーー・・まー――た、言いまわりやがった!!」
えっ?!
龍が少し手前で車を止め・・・・
龍が見るその先の一軒家。
エプロンをしたおばさんが・・・(笑)出たり入ったり・・・。
「あれ・・・お母さん???」
私が言うと・・・・。
龍は笑って・・・・。
「今の、湊のかーちゃん!!(笑)」
・・・・・・。
ぇえっ?!(笑)