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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第6章 踏み外した道
1週間後
「美晴ーーーーーーっ!!!」
渋谷駅でそんな声が響いた(笑)
声の出所を見ると・・・・綺麗に髪を巻き・・・綺麗なコートを着た夏希が走ってきた・・・。
「夏希・・・・(笑)」
夏希は私の前まで来ると・・・笑った・・・。
「よかった(笑)・・・美晴に逢いたかったの・・・・」
私も逢いたかったよ・・・(笑)
一緒に駅から歩いて向かったのは渋谷駅近くのホテル。
「優弥と慎吾ももう着くってさっきラインが来たよ(笑)」
優弥と・・・慎吾・・・・。
「2人とも元気???私もう全然会ってないから・・・」
「元気よ(笑)・・・慎吾はまだ独身だけどッ!!って、私もかッ!!!」
(笑)・・・。
優弥と慎吾は・・・・
同じ高校の同級生。
高校内ではひときわ目立つ二人だった。
サッカー部のエースの二人は・・・何故か私と夏希といつも一緒に居た。
「優弥はー・・・(笑)」
夏希はニヤッと笑って私を見た・・・。
・・・・・・。
「奥さんと最近離婚話出てるらしいよ???(笑)」
・・・・・・・。