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KOIBUMI
第7章 近づく距離
その日も私はお弁当を持って屋上へ・・・。
今日は旅行のしおりも持って行った。
屋上の扉を開けて・・・・。
いつものベンチを見ると・・・・(笑)
いつも通り上原君が雑誌を顔に乗せて横になっていた(笑)
私はそー―っと近づき・・・・・。
しゃがんでそーーーーーっと雑誌を退かすと・・・・。
(笑)
上原君だ・・・(笑)
「・・・(笑)・・・・何警戒してんの?」
目を瞑ったまま上原君が笑って言った・・・。
・・・・(笑)
「だって、・・・前上地君に意地悪されたからーー・・」
上原君は目を開け・・・
/////////////////
私が一瞬離れると・・・
「俺まで警戒すんなって(笑)・・・来いよ・・・」
起き上がって座り直し隣に来るよう言った・・・(笑)
私は上原君の隣に腰掛け・・・・。
「上原君、旅行行く???」
しおりを見せ言った・・・。
上原君はそれをチラッと見て・・・・・。
「行かなーい(笑)面倒くさいッ!」
ガーーン・・・・・。
「行かないんだー・・・・。」
分かりやすい位がっかりしてしまった(笑)
上原君はタバコを吸いながら私が前に持ってきていた観光本を見ながら・・・。
「夏休みどっか行く?」
・・・・・//////
「上原君バイトは??」
上原君はこっちを見ないで観光本を捲りながら・・・・。
「そんな毎日バイト行かねーし・・・。」
・・・・・・。