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KOIBUMI
第12章 クリスマス






ボロボロに・・・なった・・・上原君が・・・私にもたれるようにして・・・



「上原君っ?!」



「あーーー・・・・・・・間に合ったーー・・・・・(笑)」



作業着のまま・・・・



顔を見ると少し・・・傷が・・・・。



「どうしたのっ?!・・・・入って・・・・」



「あー・・・大丈夫(笑)俺汚ねぇしー・・・」



「いいからっ・・・」


「・・・・着替えもしたいからー・・・お前が来て??(笑)」


・・・・・・ギュッと私の腕を掴んで・・・


傷だらけの顔でそう言った・・。



「俺の部屋に・・・・・」



俺の部屋・・・。


なんだろう・・・。


少し・・・真面目な顔・・。



コクンと頷き・・・・



私はバックと・・・上原君のプレゼントを持って・・



靴を履き・・・



上原君のバイクに跨った・・。


上原君は私の手を・・優しく包み込んで・・・



「間に合わねーかと思った(笑)・・・」


・・・・・・・。



「・・・・喧嘩??・・・・」



・・・・・。


「絡まれちゃった(笑)」


・・・・・・・。





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