この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI
第1章 女神様の力
「淳ッ・・・・淳ーーーッ・・・・」
バタバタと足音が聞こえる中半次のドスの利いた声が響く・・・。
その後を達也や一樹・・・蒼太・・・後から駆け付けた大和や琢磨・・・。
剛やハル・・・。
他にも大勢の男が病院に集結した。
「ここでお待ちください!」
救命救急室の手前で皆は足止め・・・・。
ドアが閉まるとそこに居た殆どの男は膝から落ち愕然とした。
「淳・・・・・・」
蒼太は胸をギュッと抑えその部屋をジッと見つめた。
「アイツ・・・死なねぇよな?」
・・・・・・。
今まで涙を見せた事が無い半次が鼻水を垂らしながら涙をぬぐう。