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KOIBUMI
第16章 村尾先生
飲み屋を出たのは22時半過ぎ。
松田先生と別れて俺はアパートまでの道のりを歩いた。
はぁ・・・。
俺・・・。
何のために教師になったんだろうな(笑)
そんな事を考えながら・・・。
すると・・・。
ガサッ・・・と後ろから足音がした・・・。
?????
振り返ると・・・。
「・・・・・ッッ????」
俺のすぐ後ろに居たのは・・・
「宮里・・・・・」
そう・・・そこに立ってたのは宮里・・・。
肩の脱臼は病院に行ったのか・・・少し痛そうにはしていたが大丈夫そうだった・・・。
「・・・(笑)・・・村尾せんせー・・・・」
・・・・・・。
宮里はフラフラ俺に近づき俺の肩に手を置いた・・。
「・・・宮里・・・・、もう遅い時間だぞ??・・・もう帰りなさい・・・」
そう言うと・・・
宮里は笑って・・・。
ボコッ!!!!
「うっ・・・・・」
俺の腹を殴った・・・。
「お前ーー・・あの時邪魔しやがって・・・・」
・・・・・・ッ?!
俺がその場にうずくまると・・・・。
上から冷たい顔で・・・。
「(笑)・・・お前・・・、少しは俺の役に立つよう努力しろや・・・・。」
・・・・・・・・ッ?!
「クソ教師ッ・・(笑)」