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KOIBUMI
第16章 村尾先生
上原の名前を蓮見が呼んだ瞬間・・俺の手が止まって・・・・。
その瞬間俺は・・・・
ベットからずり下されて・・・
カーテンの向こう側にぶっ飛んだ・・・・。
・・・・・・・・ッ・・・・
「お前・・・・・何してんだ・・・・。」
俺の目の前に立ちはだかるのは・・・・。
上原・・・。
上原が俺のネクタイを掴むと後ろから蓮見が飛んできて・・・。
「淳ダメッ・・私大丈夫だからッ・・・・殴らないでッ!!」
そう言って上原に抱きついた。
俺はマジで・・・失禁するかと思うくらいビビっていた・・・。
上原は凄い堪える感じで歯を食いしばって・・・
俺のネクタイを離した・・・。
俺・・・・・。
マジでもう・・・。
最低過ぎて・・・。
「上原・・・・・」
「悪かった・・・・」
俺は生徒の前で涙を流して謝った・・・。
情けなくて・・・。
自分が情けなくて消えたかった。