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KOIBUMI
第18章 別れ
無事免許も取得し・・・・・
俺と涼はバイト代を貯め・・・・一緒にポンコツの中古車を購入した。
卒業式まじかの・・・・
ある日の出来事だった。
「あーーー・・・・・もうすぐ卒業かーーーー・・・」
半次は煙草を咥えて言った。
俺と涼と・・・琢磨と・・・・半次と大和・・・・。
そして俺の横には・・・・凛。
学校には行かず、海で横になってた。
凛は無防備に俺の腹に頭を乗せ昼寝中(笑)
可愛い(笑)
そんな・・・なんでもない平和な一日は・・・・・・
この何時間後に・・・・
終わる。
キキキキーーーーーッ・・・!!!
凄いブレーキの音で俺らはその音の方を一斉に見た。
凛も目を擦って起き上がる。
走って来たのは・・・蒼太・・・。
「何アイツ(笑)・・・オカマ走りしてきやがったーー」
皆軽く冗談をかわし・・・
まだ笑ってた。
「・・・・っ!!!涼さんっ・・・淳さんーーーっ・・・大変!!!!!」
血相を変えた・・蒼太。
・・・・なんだ・・・・。
「田代の・・・・お嬢さんがっ!!!!」
俺らは・・・
思わず・・・
立ち上がった・・・・。
田代の・・・・お嬢さんが・・・・・・
昌也たちに・・・やられた。
凛は・・俺の上着をギュッと掴み・・・・
体を強張らせた。
「・・・・・淳・・・・一回学校行くぞ・・・・・・」
・・・・・・。
凛の顔を見ると・・・
首を横に振って俺を見つめる。
俺は凛の頭を引き寄せ・・・
「大丈夫・・・直ぐに戻る・・。」