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KOIBUMI
第22章 壁
達也said
「え・・・じゃー・・俺がOHに入った頃も蓮見先輩と淳さんって付き合ってたってことっすよね??」
全くわからなかった。
涼さんは笑って・・・。
「毎月1日・・・絶対逢うって日を決めててさ(笑)その翌日はアイツ絶対休みにしてたからな・・・。」
そう言うと一樹さんが何かを思い出したかのように・・・。
「えっ・・じゃー・・月1必ず連絡してくんなって言ってたあの日って・・・。」
・・・・・・。
「そう・・・蓮見はあの報道の後事務所を移って・・・淳となかなか連絡を取れなくなって・・・。」
・・・・・。
「でも淳はその月1日の約束の日には必ず・・・待ち合わせのパーキングに行ってたなー・・(笑)」
そうだったんだ・・。
「でー・・結城が蓮見と偶然撮影で一緒になって・・・それがきっかけで蓮見情報が入って来て・・・。」
「ぇえっ?!」
皆が声を揃えて言った(笑)
「凛ちゃんッ・・・・元気なのッ???」
蒼太さんが言った。
「(笑)(笑)・・・そう・・・、その後偶然俺が横浜で蓮見を見かけて淳を呼んだんだ・・・。」
・・・・・・。
「それから何度か会ってたみたいだけど・・・・。」
けど・・・???
「俺等がこっちに帰る何か月か前に・・・。」
・・・・・。
「突然蓮見は結城とも連絡を取らなくなって、・・・全く・・・・。」