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KOIBUMI
第23章 再び再会した2人
思わず腕をつかむと・・・・。
「ッッッ・・・・」
・・・・・??
凛は頭に手を当て足下をふらつかせた。
「お前・・・・。」
凛は下を向いたまま・・・。
「疲れがたまってて・・・・。」
一回壁にもたれると、顔を両手で覆い・・・。
「大丈夫ッ(笑)」
そう言うとフラフラ歩いて行ってしまった。
・・・・・・・・・・
振り返ると凛は涼たちと少し話してまた逃げるようにして中に入っていった・・・・・。
「蓮見相変わらず可愛いなぁーーーッッッ」
俺等は教会式で参列中ずっと凛を見てた(笑)
「本当、綺麗になったんじゃね?」
大和が言った。
「男できたとかっ?」
・・・・言いたい放題だ・・・・・(笑)
「お前らうるせーよ・・・・・」
俺が一言言うと皆笑って黙った(笑)
でも・・・アイツの腕・・・・。
すげぇ細くて・・・。
良く見ると顔色も良くない。
「貧血ッッ??」
披露宴会場で涼は目を丸くして言った。
「ただの貧血には見えない・・・なんか・・・異様に痩せてたし・・・・」
凛は披露宴会場でも度々電話が鳴る度に会場の外へ・・・・・。
俺は琢磨とナッツの結婚式なのに・・・・凛ばっか目で追っていた・・・
「お前そんな気になるなら本人に聞いてこいよ(笑)」
涼が笑って言う。
・・・・・・・
別に・・・・・・
「アイツが俺を避け出したんだ・・・俺が追っかけたって逃げられるだけだろ・・・・」
「んじゃ、俺が聞いてやろうか?(笑)」
・・・・・・・・
「お前には前科があるからダメ(笑)」
涼は昔を思い出して苦笑(笑)