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KOIBUMI
第3章 転校生
頭がキーーンと・・・鳴った・・・。
「きゃぁぁーーーーっ!!!!やっぱ蓮見凛だ!!!」
・・・・・・っ
思わず耳を抑えて下を向いた・・。
「静かにしろぉっ!!!!彼女はー・・・確かにお前らが知ってる蓮見さんだ!!」
・・・・・
一瞬教室が静まり返った・・。
「でもなー・・なんで彼女がここに来たかちゃんと考えろ??お前らなら大丈夫だと思って先生彼女をこのクラスに招いたんだっ!!・・彼女の気持ちになって考えなさい!!」
・・・・・。
胸が一瞬熱くなった・・・。
前を見ると・・・
皆が少し心配そうに私を見た。
「蓮見さん・・・(笑)・・・大丈夫・・・こっちにおいで??」
・・・・・・。
先生の横に立つと・・・少し安心したお兄ちゃんの顔。
先生が私を紹介してくれて・・・一番後ろの席を案内されると・・・
お兄ちゃんは笑って・・・
教室を出て行った・・。
「蓮見さん・・・(笑)・・・お兄さん超格好いいね???」
直ぐに隣の女の子が声をかけてきた・・。
「・・・・え・・・・??(笑)」
「・・・(笑)・・・・メチャ格好いい!!」