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KOIBUMI
第4章 仲良し
「あーーー・・・。あの二人また早退するーー・・(笑)」
私の横に座る千夏が言った。
・・・・・・。
この高校に来て2週間がたった頃・・・。
段々あの二人の素性が見えてきた(笑)
「本当だ・・・・」
私も背伸びをし窓の外を見ると・・・・。
校舎を出て校門までの中庭を気怠そうに歩く二人(笑)
いつも昼くらいに来て昼過ぎに帰宅(笑)
「でも来るだけまし???(笑)」
千夏は笑って言う。
(笑)・・・・。
「あの二人って早く帰って何してるんだろうね・・・」
「なんかバイトしてるって聞いたよ???変なことしてるんじゃない??(笑)」
変なこと???(笑)
「え・・・カツアゲとか???」
「(笑)(笑)あの二人はそんな事しないよッ・・・なんか噂だとー・・・那覇の暴力団に出入りしてるってー・・・」
暴力団ッ???
「私は見たことないけどー・・あの二人背中に刺青入ってるって噂だし??あの仲間内大体皆タトゥー入ってるもんね?(笑)」
・・・・・・。
確かに上原君の体には・・・・。
初めて見るような柄が入っていたような・・・・。
「でも何で未成年で入れられるの???本当はダメだよね?」
私が言うと・・・・。
「だからぁー・・・(笑)・・・そういうコネじゃない??」
・・・・・・。