この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
KOIBUMI
第5章 噂
俺の昼休みに学校に行くのは・・・
毎日恒例になった。
何のため???
・・・・蓮見が・・・・弁当を作ってくるから・・・・・。
雨の日は・・・理科室で会ってた俺ら・・・。
俺は学校に着くと直ぐに理科室へ・・・。
ガラガラ・・・・・・
俺が扉を開けると・・・イヤホンをしたまま外を眺める蓮見。
テーブルには今日も弁当箱が二つ。
音楽を聴いてるからか・・俺に気づかないし(笑)
ゆっくり近づき蓮見の肩を叩くと・・・・・
ビクッとして振り返った・・・・。
その勢いでイヤホンが外れる。
「あ・・・/////上原君ッ・・・・・」
・・・・(笑)
「お前もっと警戒心持てよ・・・・(笑)」
俺がそう言うとイヤホンを終いながら・・・・。
「上原君に???(笑)」
・・・・・・。
俺は窓の桟に両手をついて・・・蓮見を囲うようにして顔を覗き込んだ・・・。
そうだよ。
俺にも警戒心を持てよ・・・。
蓮見は驚いた顔をして窓の方に体をピッタリと付けた・・・。
「こうなったらー・・・困るだろ?(笑)」
すると・・真っ赤な顔をし・・下を向いた・・・。