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第8章 俺の気持ち

瑠衣said



NYの病院で言われたのは・・・・・。


喉のポリープ・・・・。


凄いショックだった・・・。


声が上手く出なくなるかもしれないと・・・・・。


もう・・・歌えないならと・・・・事務所からは追い出されて・・・・・。

日本で活動するとしても歌えるか分からない・・・。


でも・・・ある事務所が私を拾ってくれたの・・・・。


一回日本で治療をしてもしダメだったら・・・それはまた考えればいい・・・そう言ってくれた。


でも今は・・・私は何も出来ない・・・ただの・・・・。


無職の女・・・・。


仁君は私を優しく抱きしめ・・・・。



「湊にはそれ言った？」


・・・・・・。


首を横に振って・・・・。


「湊・・・忙しそうだし・・・負担掛けたくない・・・でもそんなの私の思い上がりなの・・・・。湊がそこまで・・・私に振り回されるわけないのに・・・・・。」


そうだよね・・・。


そんな筈ない・・・。


私が・・・勝手に追いかけてるだけだから・・・・。


そう思ったら・・・胸が苦しくて涙が止まらなくなった・・・・。