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第14章 突然の出会いと2人の過去

瑠衣said




こうやって・・・。


湊と向き合ってご飯を食べれるなんて・・・・。


この前までは叶わないと思った・・・。


一緒にメニューを見て・・・。


「湊に任せる・・・(笑)」


私がそう言うと・・・湊はネクタイを緩め・・・。



メニューを眺め・・・。



適当に頼んでくれた・・・。


高校生だった貴方がこんなに素敵なお店に連れて来てくれるくらい大人になったなんて・・・・。


(笑)


ちょっと・・・新鮮。


飲み物が運ばれて何に乾杯かは分からないけどグラスをカチンと合わせ・・・。


湊は笑って・・・。


「無事退院おめでとう・・・(笑)」

・・・・・////////


「ありがとう・・・・(笑)」



あの時から、ちゃんと何も話さず今ここに居て・・・。


でも出来れば昔の話はしたくない・・・・。