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第15章 温泉旅行

仁said




蕎麦屋で一回外に一服しに行った時・・・。





丁度拓海がアイコスを吸っていた。





「最近禁煙の店多いね(笑)このご時世仕方ないか・・・・」






拓海はそう言って灰皿の前にあるベンチに腰掛けアイコスを吸っていた。






「そーーだな・・・(笑)」






俺も拓海の横に腰を掛けアイコスを吸った。







拓海は少し遠くを見つめ・・・・。







「仁さ～・・・・瑠衣ちゃんの事マジで好きなの？？？？」






・・・・・・。






「なんで？」








拓海は一回アイコスを抜き灰皿に捨てると・・・・。







「本気じゃないなら・・・湊に返してあげて？？？(笑)・・・・俺はアイツ等がちゃんと向き合ってまた戻れることを祈ってるんだ・・・・」






・・・・・・。






「あのさぁ～・・・・アイツ等って何があったの？？？」






昨日の言い合い。






湊だってそんなに好きだったら・・・なんで手放したんだ？？？






不思議だ・・・・。






拓海はまたアイコスを差し口に咥えると・・・・。







「俺も人に聞いたんだけどさ～・・・・(笑)・・・・なんかその話を聞いたときスッゴイ悲しかったよ・・・・。」






・・・・・・。