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第16章 温泉旅行　２

仁said




食事を終え外にタバコを吸いに出ると・・・・。





トイレの方から瑠衣が歩いてきた。





「あ、仁君(笑)タバコ？？？？」






あ、仁君じゃねーよ(笑)






「そうっ！！お前喉に悪いからあっち行け～・・・(笑)」






俺がそう言って椅子に腰掛けると・・・。






瑠衣も隣に座って来て・・・。






「アイコスって煙じゃないんでしょ？？？(笑)匂いもお煎餅みたいだし煙くないよ？？？」






・・・・・。






コイツ、・・・俺とじゃなくて湊とちゃんと話せよ・・・・(笑)






って～・・・何で俺が気を使ってんだ？？？







「お前さぁ～・・・湊とちゃんと話せよ？」






俺がそう言うと瑠衣は俺の顔を覗き込んで・・・・。






「何でそんな事言うの？？？・・・・湊と・・・話す事ないもん・・・・」





あんだろ？





俺は煙を吐きながら・・・・。






「湊が嫌い？？？もう戻る気ゼロなら今すぐ俺と付き合えよ？」







そうだ。





湊に気持ちがゼロだって言うなら・・・・。






瑠衣の顔をチラッと見ると・・・・。





少し困った顔で下を向いた。