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第18章 向き合う事

10時過ぎに掛かってきた電話。




それは・・・。




祐司さんから。





太一の家でゴロゴロしていた大晦日の朝。






祐司さんからかかってきた電話で目が覚めた。







俺は慌てて一回台場のマンションへ戻って・・・着替えをし・・・。







もう・・・5年・・・？？？6年？？？前の・・・あんなミスはしないと心に誓い・・・・。






成田に向かった。






祐司さんに言われたのは、






昨夜瑠衣から茉奈さんに連絡があって31日の15時に成田に着くと。






それを社長が祐司さんに連絡し・・・俺に回ってきた。






あの時俺が瑠衣を見送りに行けなかった成田。






だから迎えに行く・・・そう言う訳じゃないけど・・・・。






あの時俺が本当は空港で言いたかったこと・・・・。






それをちゃんと・・・・言いたいから。








瑠衣は振り返ると携帯を落とす勢いで耳から外し片手でブランと電話を持ったまま俺を見つめた。






俺は電話を切ってポケットに終うと・・・。







一歩一歩・・・。






瑠衣に近づいた。