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Tweedia~~信じあう愛
第20章 消えた女
仁said
コイツってなんでこんな仕事してるんだろう。
キラキラ光る天使のベルを嬉しそうに眺めて笑う顔・・・・。
「なぁ・・・・」
俺が声を掛けると・・・モタ子は俺の方をチラッと見た。
「もう電話しても電話出てくんねーの?」
もう・・・。
電話はしない方が良いのか?
モタ子はベルを膝の上に置いて下を向いた。
「仁君に・・・・きっと迷惑を掛けてしまいます・・・・。」
・・・・・・。
「どんな?」
俺が言うと・・・モタ子は少し顔を上げて・・・・苦しそうに笑った。
「どんなって・・・・(笑)・・・・なんて言ったらいいか・・・・分からないんですけど・・・・あの・・・・でも・・・・」
・・・・・・。
「もう私の事は・・・・忘れてほしい・・・・(笑)」
・・・・・・・。