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Tweedia~~信じあう愛
第22章 籠の中の鳥
店を出て駅まで歩くと・・・もう昼近く・・・・。
なんかお腹すいたな。
流石にお正月の2日目・・・やっとお店が始まったり・・・まだやってなかったり・・・・。
まだ静かな街・・・・。
駅までの道を歩いていると・・・
・・・・・・。
横断歩道の脇に止まる・・・黒い車。
私が横断歩道に近づいて行くと・・・ゆっくりその車の窓が開いた。
・・・・・・。
「乗れよ・・・・。」
・・・・・・。
その車から聞こえた・・・私を縛るその声・・・・。
ギュッと拳を握り・・・車のドアを開けた・・・。
そこにはタバコを吸う・・・。
王子様。
「(笑)・・・早く乗んな・・・・。」
「・・・はい・・・」
早く乗んな・・・。
それが何を意味するのか・・・・。
もう私の中では・・・。
分かってた。