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Tweedia~~信じあう愛
第22章 籠の中の鳥
王子様は私の腰を持ち上げ・・・・。
「そうだろっ?!(笑)お前の王子様だ・・・お前は俺がいなかったら・・・生きていけねーし・・・お前の家族も皆生きていけねーんだ!!!いいか?・・・お前は俺に頼るしかねぇんだよ!!!」
グチュグチュッと・・・凄い音がして私はシーツを掴んだ・・・・。
「お前のことなんてな・・・誰も面倒見れねーし・・・今日の客もお前なんて相手にするわけねーだろ???勘違いするな?・・・・お前を分かってるのは俺だけだ!!他の奴は・・・・お前なんか好きにならないッ!!お前みたいなバカで・・・とろくて・・・ダサい田舎者ッ!!!!相手にすると思ってんのかッ?!」
バカで・・・とろくて・・・ダサくて・・・・。
「高級マンションに住んでる男はな・・・お前で遊んでるんだよッ(笑)・・・いいか?お前に本気になる男なんていねーんだよ・・・俺だけだ・・・俺だけがお前に本気なんだ・・・・俺以外の男を見たら・・・お前なんて捨ててやるからなッ!!!ブスッ・・・・・・・・」
私なんて・・・・・。
「おい、・・・ブスッ!!!俺を見ろッ・・・・・・」
ゆっくり王子様に目を向けた・・・・。
王子様は優しく笑って・・・・。
「俺は幸が大好きだよ・・・・・お前が居ないと俺は生きていけない・・・・な?・・・他の奴なんか見ないで・・・・」
・・・・・ッ
王子・・・様・・・・。