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第23章 王子様とは・・・・。

思わず脚が竦んで動けなくなる・・・。





すると・・・ギシッとドアが鳴ってしまい・・・。




優里に入れていた栄治さんが腰を振りながら振り返ってきた・・・。




・・・・いや・・・・。





私が首を振っていると・・・栄治さんはニヤッと笑って優里から抜き・・・・。






「コイツに入れて良いよ・・・(笑)俺あっちに入れるから・・・・。」






いやっ・・・






もうダメ・・・。






こんなの嫌ッ・・・・







勢いよくドアを閉め・・・アパートの階段を駆け下りると・・・・。






直ぐにズボンをはき追いかけてきた栄治さんに捕まった・・・・。






「離してくださいッ・・・もうやめてくださいッ！！！！」





私が言うと・・・栄治さんは私の手首を掴み・・・・。






「大声出すんじゃねぇよ・・・・殴るよ？」






・・・・・・ッ？！






・・・・・・。







もう・・・。






私は・・・ここを出たい。







「ボスから電話を貰った・・・(笑)・・・お前金持ちに心許してんだって？」







栄治さんのそんな冷たい声・・・・。






体が凍り付いた・・・。







「お前・・・俺やボスを・・・裏切ったらどうなるか分かってんだろうな？・・・・お前なんて誰も相手にしねーんだぞ？」






・・・・・・。







「こうやって抱いてやるんだ・・・感謝しろ・・・」








栄治さんは私の腕を掴み・・・。






私はそんな言葉に何も言い返す事が出来ず・・・・。







そのままアパートに・・・。






戻った・・・・。