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第25章 母に捧げる

仁said




熱海に着いたのは11時過ぎ・・・・。




幸のかーちゃんは海が見える大きな病院に居た。



俺等4人は近くの花屋で花束を買って・・・幸が案内する病院内をキョロキョロしながら歩いた・・・・。





「お母さん・・・・きっと・・・ビックリするだろうな・・・・(笑)」





綺麗な病院内・・・。





「かーちゃんに連絡してあるの？」





俺が言うと幸は笑って・・・・。





「朝・・・メールしておきました(笑)・・・お友達と一緒に行くからって・・・・」






ふーーん・・・・。





お友達ねぇ(笑)






大きな病棟の長い廊下に並ぶ病室。






幸は笑ってある部屋の前に立った。






「あの・・・一回待っててもらっても良いですか？？？？」






(笑)






俺と湊と瑠衣は頷いて・・・・それを見ると幸は笑って病室の扉をノックし・・・中に入って行った・・・・。







「何か結構綺麗な病院だな～・・・・。」






湊は病院内を見渡し言った・・・。





「ね・・・(笑)海も見えるし～・・・・環境良いね・・・・」





瑠衣もそう言って笑った。