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Tweedia~~信じあう愛
第28章 真の王子様
真也said
その頃台場のマンションでは・・・。
「おいッ急げ・・・アイツが詮索してきたってことはもう気づかれた!!!」
俺と直樹は機材をスーツケースに終いながら部屋を出る準備を進めていた・・・。
健二が探りを入れてきた・・・。
本人は何も指示はないと言ってきたが・・・・。
あのフロアーの人間が来たという事は・・・。
堂本に・・・気付かれたって事・・・。
湊と仁に話が回るのも時間の問題・・・。
「くそぉっ!!!」
大荷物を持って直樹と一緒に部屋を出る・・・。
「真也さん・・・何処行きますかッ???」
・・・・・・。
「この辺に居ない方が良い・・・出直すぞッ!!!!」
ゴロゴロとスーツケースを引きながらエレベーターに向かうと・・・。
ガチャッ・・・・とドアが開く音がした・・・。
振り返ると・・・・。
俺の隣の部屋の若造が顔を出しこっちを見ていた。
・・・・・。
クソガキ・・・。
「見てるんじゃねぇッ!!!!」
俺が怒鳴ると若造は慌ててドアを閉めた・・・・・。