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第30章 真也を知る人物

夏希said




嘘・・・・。




もう何年も逢ってないけど・・・。




最後に逢ったのは・・・真也が・・・。




多分・・・高校生の時・・・とかかな。





「真也・・・アンタ何してんの？」





私が言うと・・・真也は私から目をそらし・・・・。






「なっ・・・なっちゃんこそッ・・・何してんだよッ！！！！///////」






・・・・・・。






「私は仕事で今ＮＹだけど・・・正月休み利用して今帰ってきてる・・・・。瑠衣は私の後輩だし・・・幸ちゃんも私の大事な友達よ？？アンタ何してるの？」






真也は慌てて立ち上がって・・・・。






「べっつに・・・あの女に・・・金貸してたからさ・・・・」





金貸してたって・・・。






「あれ・・・アンタレイプよ？？？何してんの？いつからそんな風になっちゃったのッ？」






「俺はッ・・・昔からこんなだッ！！！なっちゃんが知らないだけだッ！！！！」






何言ってるのよ・・・・。






思わず・・・真也の頬を・・・・。






叩いた・・・・。





パチンーー・・・・って・・・・。






情けない・・・。






「残念な仕上がりね・・・・。がっかりした・・・・。」







真也は自分で頬を抑え私の方を見た・・・。







「なっちゃん・・・・・」







「・・・・自分の行動・・・・恥じるべきよ・・・・。最低な男よ・・・・。」