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第31章 悪役の過去

和也君の車で話を済ませ・・・私はバックに封筒を終った。





「じゃぁ私・・・もう行くね・・・・」





車を降りようとすると・・・和也君は私の手首を掴み・・・。





「美晴さん・・・・。」





・・・・・・・。





ゆっくり振り返ると・・・和也君は・・・・またあの・・・。






悲しそうな目で私を見るの・・・・。







「和也君・・・もう行かないと・・・・」






すると和也君は私の手を離し・・・・。






「また来月・・・来ます・・・・(笑)」






・・・・・・//////////






龍には言えない・・・。






言えない・・・というか・・・・。






言える・・・感じではないの・・・。






グッと涙を堪えると・・・。






「美晴さん？・・・・」







もう・・・辛いの・・・・。






でもダメ。






私は車のドアを開け・・・・。







「美晴さん待って・・・・。」







グイッと腕を掴まれ・・・。






ダメ・・・。







ギュッと後ろから・・・。







久々・・・人に抱きしめられた・・・・。







「俺は・・・美晴さんの味方だから・・・・。」






・・・・・・////////





ダメ・・・。






「和也君ダメ・・・。お願い・・・もう・・・。」






和也君は・・・抱きしめる力を強め・・・・。






「ずっと好きだった・・・・。君を・・・・ずっと好きでした・・・・。」