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KOIBUMI 2
第7章 東京で済ます事
27日
夕方・・・・。
俺と凛は大きなスーツケースを引き船を降りた。
寒ッ!!!!
思わず体を縮こませると、俺の横に居た凛も体を小さくさせた(笑)
「お前寒いだろ???大丈夫か?」
俺が肩を抱くと・・・凛はピッタリ俺にくっ付いて帽子を深くかぶった・・・。
小笠原ってマジで東京???って・・・(笑)
本当にそう思った(笑)
同じ都内でこんなに気温が違うとはっ・・・・
凛の手を俺のコートのポケットに入れさせ港を歩くと・・・・。
港の駐車場に止まってる見覚えのある車。
俺が手を上げて・・・。
「湊ッ!!!!」
と言うと・・・車の脇で煙草を吸う湊は顔を上げて・・・笑った。