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KOIBUMI 2
第12章 兄貴の言葉




「そうか・・・。でもあの男だって金もその内尽きるだろう・・・・そうすりゃもうお前を追う事も出来なくなって逆にやくざに追われる可能性だってあるし・・・・。時間の問題だな・・・・(笑)」


多分そうだと思う。


昌也という奴は働かず親の金で生活。


その親は昔から地元の代議士先生・・・。


しかし・・・その父親も最近・・・・息子昌也の悪事が地元住民にバレつつあり・・・。


「昌也の親父、議員辞めるかもらしいぜ???」


翔太が言った。


そう・・・。


息子が長年働かずその金で悪さをして・・・・女をレイプしたり脅したり・・・。


代議士の息子という事で誰も何も言わなかったが・・・。



流石にこの前淳を刺した事件はもう地元民達も黙ってはいなかった・・・。


いつも通り警察から直ぐに出てきた昌也に対し・・・親父に対し不信感満載。


それが問題となり・・・今は辞任に追い込まれる始末。



「じゃぁ・・・宮里君は・・・????」


凛が少し顔を前に出し言った・・・。


「捕まるか~・・・そうじゃなかったとしても今までの事を考えたら沖縄には居れねーだろ???」



これでも沖縄に居たら・・・。


マジで皆からの非難の目・・・・。



本人たちが耐えられなくなるだろう・・・。




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