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KOIBUMI 2
第19章 どうしようもない奴、昌也
淳said
凛と一緒に荷物を纏めホテルのレストランに行こうとすると・・・・。
部屋の電話が鳴った。
?????
凛も電話を見つめ、
「なんだろう、・・・部屋の電話だなんて・・・・。」
・・・・・。
取りあえず電話の受話器を取って・・・・。
「もしもし?」
俺が出ると、・・・・・。
『お休みのところ申し訳ございません、上原様・・・・・。吉田でございます・・・・』
あ・・・。
ホテルのマネージャーの吉田さん・・・・。
「何かありました??(笑)」
隣で不安な顔をしている凛の頭を撫でて・・・・笑いながら口パクで吉田さん・・・と言うと凛は少し安心した顔で俺の腰に絡みついてきた・・・・(笑)
『はい、・・・実は今ロビーに弟様だと名乗る男が来ていまして、でも・・・湊様とは違う人物なのですが・・・湊様だと名乗ってらっしゃいます・・・・』
・・・・・・・。
湊もこのホテルをよく使う為・・・吉田さんは良く知っている。
「小さい男ですか?」
『そ・・・そうですね・・・。小柄で少し目が細く・・・髪が短髪で帽子をかぶって・・・あ・・・・左腕がない男です・・・・。』
・・・・・・・。