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KOIBUMI 2
第26章 裏切者の切なる思い
達也said
あーーーーあーーーー・・・マジ小笠原~ッ・・・いいとこだな~・・・・。
もう帰るなんて考えられない・・・。
俺もこっちに住もうかな~ッ!!!
な~んちゃって(笑)
そう・・・。
小笠原を満喫して俺等は3泊4日・・・・。
今日の午後の船で東京に帰る・・・・。
ホテルのひろーーーいテラスで日光浴をしてると・・・・。
「おい~・・・お前の携帯さっきからうるせぇぞ???」
半次さんが携帯を持って来た。
え~???
誰々~???
俺をお呼びなのは何処の可愛い子ちゃん???なーーんて(笑)
・・・・・・。
画面に出た珍しい表示。
それはショートメール・・・・。
俺はそのメッセージを見た瞬間・・・・。
固まった。
「達也?・・・どうしたの~????」
蒼太さんが脇から顔を出してきた・・・・。
・・・・・・。
「・・・・ッ?!俺直ぐ帰りますッ!!!!!」
慌てて起き上がり部屋に戻ってそう言うと半次さんと蒼太さんは慌てて俺を追ってきた・・・。
「はぁぁっ?!おっ前船出ねぇぞ!!!何言ってんだッ?!」
・・・・・・。
そうだっ・・・・
そうだそうだそうだ!!!!
ヤバいッ・・・・。
俺は慌ててまた携帯を弄る。
手が震えた。
何故??
それは・・・。
由美さんからの・・・。
SOSメールだった・・・・・。