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KOIBUMI 2
第3章 追いかけ女
マツコさんと私はマツコさんが焼いてくれたホットケーキを食べながら・・・・。
「で?私、アンタの名前聞いてなかったわッ!」
(笑)
マツコさんなら・・・。
大丈夫って、安易かな?(笑)
私はボードに・・・・。
『凛』
と書いて見せた。
マツコさんはジ~ッとそれを見て私の顔をまたジ~ッッ(笑)
「名前が一緒だと顔も似るのかしら?」
(笑)(笑)
『名前聞いてもいいですか?』
私が笑ってボードに書いて見せると・・・・。
マツコさんは笑って・・・・。
「木村まち子よっ!マツコじゃないからねっ(笑)」
(笑)(笑)
なんか、楽しいッ(笑)
「私は地元は23区なんだけどさ、なんか都会の生活疲れちゃって~・・・5年前に八丈島のキャバクラで働きだして~・・・」
八丈島居たんだ・・・・。
まち子さんはホットケーキを食べ終わるとタバコを吸いながら自分の事を話してくれた。